この記事でわかること
はじめて行ってから半年で、私は装備に7万円ほど使いました。そのうち「これは要らなかった」と思っているものが2万円分あります。
この記事は、買った順番と、買わなくてよかったものを並べたものです。第一に買う順番、第二にそれぞれの予算の目安、第三に最後まで買わなくていいものが分かります。
この記事の結論
順番は決まっています。ゴーグル → グローブ → 靴 → エアガンです。
逆に言えば、エアガンは4番目でいいということです。多くの人が最初に買いたがるのがエアガンで、私もそうでした。ただ、実際に困るのはもっと手前です。曇って見えない、手が痛い、足が滑る。この3つが先に来ます。
そして、初回は何も買わなくて構いません。全部レンタルできます。
買う順番と予算
| 順 | もの | 予算 | 買う時期 |
|---|---|---|---|
| 1 | ゴーグル | 3,000〜15,000円 | 2〜3回目 |
| 2 | グローブ | 1,500〜4,000円 | 2〜3回目 |
| 3 | 靴 | 5,000〜15,000円 | 3〜5回目 |
| 4 | エアガン | 15,000〜40,000円 | 4回目以降 |
| 5 | マガジン追加 | 2,000〜6,000円 | エアガンの後 |
| 6 | ベスト・装備類 | 5,000〜30,000円 | 最後でいい |
1から3までで、合計1万円前後。ここまでが快適さに直接効く部分です。
なぜゴーグルが最初なのか
レンタル品はよく曇る
レンタルのゴーグルは、多くの人が使い回すので内側に細かい傷が入っています。傷があると曇りが取れにくく、拭いても白く濁ったままになります。
私は3回目に、曇りで1ゲームほとんど何も見えないまま終えました。相手どころか味方も見えず、ただ立っていただけでした。その日の帰りにゴーグルを買いました。
安全に関わる唯一の装備
服やグローブは、無くても痛いだけで済みます。ゴーグルだけは、無いと目のけがにつながります。ここに最初の予算を使うのは、快適さの前に安全の話です。
自分の顔に合うかどうかで決まる
高いものが良いとは限りません。顔の形に合っているかで曇りやすさが変わります。隙間があれば空気が抜けて曇りにくく、密着しすぎると熱がこもります。
可能ならミリタリーショップで試着してください。通販だと、日本人向けの「アジアンフィット」表記を目安にすると外しにくくなります。
2番目はグローブ
軍手からの差が最も大きい
軍手でも参加はできます。ただ、握ったときの安定感がまるで違います。軍手は生地が伸びるので、グリップの中で手が滑ります。
私は2,000円ほどのタクティカルグローブに替えました。指先の操作がしやすくなり、マガジンチェンジが目に見えて速くなりました。
選び方は2つだけ
- 指が出ていないもの。指ぬきタイプは見た目が良いのですが、指先に当たると素肌です。最も痛い場所なので、初めは全指タイプを勧めます
- 厚すぎないもの。冬用の分厚いものは、引き金が引きにくくなります。薄手を重ねるほうが扱いやすいです
3番目は靴
転ぶと1日が終わる
雨上がりの屋外に、ソールの減ったスニーカーで行ったことがあります。斜面で足を取られて転び、泥だらけになって、そこから集中できなくなりました。
高いものは要りません。溝が残っているかどうかだけです。作業用の安全靴でも十分に使えます。
足首を守れると動きが変わる
屋外は根や石で足元が不安定です。ハイカットのブーツにしてから、思い切って踏み込めるようになりました。捻挫の不安が消えるだけで、動き方が変わります。
インドア中心なら、軽いスニーカーのほうが向いています。行く場所で選んでください。
4番目にエアガン
3回借りてから決める
最初に買わないほうがいい理由は単純です。自分がどう遊ぶかが、まだ分かっていないからです。
前に出て撃ち合う人と、遮蔽物から狙う人とでは、向いている銃が違います。3回ほど借りて、長い銃と短い銃の両方を試してから決めれば、まず外しません。
最初の1挺は電動ガンの標準的なもの
種類は大きく3つあります。
| 種類 | 特徴 | 初心者向きか |
|---|---|---|
| 電動ガン | 連射でき、扱いやすい(バッテリーは冬に弱い) | 向いている |
| ガスガン | 反動があって面白い。冬は動作が落ちる | 2挺目に |
| エアコッキング | 1発ごとに手で引く。安く静か | 狙撃向き |
迷ったら電動ガンのアサルトライフルです。国内メーカーの標準的なモデルなら、そのままフィールドで使えます。
初速は買ったまま使えば問題ない
日本で売られているエアソフトガンは、6mmBB弾で0.989J未満(単位面積あたり3.5J/cm²未満)に収まるよう作られています。これを超えると準空気銃として所持が禁止されます。2006年の改正銃刀法によるもので、一般に「0.98J規制」と呼ばれます。
つまり国内の正規品を買って、そのまま使う分には問題ありません。受付の弾速計でも通ります。問題になるのは、改造した場合と、海外製をそのまま持ち込んだ場合です。
なお18歳未満向けのエアソフトガンは、各都道府県の青少年保護育成条例で定められています。多くの県では0.135J以下ですが、大阪や北海道などでは0.194J以下と、地域によって異なります。年齢に合ったものを選んでください。
バッテリーは本体と一緒に
電動ガンにはバッテリーと充電器が要ります。本体に付いていないことがあるので、買うときに確認してください。これを忘れると、当日撃てません。
1日遊ぶなら、予備がもう1本あると安心です。冬は性能が落ちるので、なおさらです。
買わなくてよかったもの
タクティカルベスト
見た目が良くなるので、私は3回目に買いました。結果、ほとんど使っていません。マガジンは2本もあれば足りるので、ポケットに入れれば済みます。
ベストが必要になるのは、マガジンを6本も8本も持つようになってからです。その段階に来る人は、全体の一部だと思います。
ダットサイト
2万円ほどのものを買いました。よく見えるようになったのは確かですが、当たるようになったかというと、そこまでではありません。近距離が中心のフィールドでは、素の照準でも十分でした。
迷彩服の上下
買いましたが、着るのは月に1回あるかないかです。動きやすさで言えば作業着のほうが上で、結局そちらに戻りました。着たいから着る、という位置づけです。
高いBB弾
精度の高い弾は確かにありますが、初速も腕も安定していない段階では差が分かりません。フィールド指定のバイオ弾で十分です。
買う場所
| 店 | 向いているもの | 利点 |
|---|---|---|
| ミリタリーショップ | ゴーグル、エアガン | 試着・試射ができる |
| 作業着店 | 服、手袋、靴 | 安く丈夫 |
| 通販 | 消耗品、追加マガジン | 種類が最多 |
| フィールドの売店 | BB弾、その場で要るもの | 忘れたときに助かる |
ゴーグルとエアガンだけは実店舗を勧めます。顔に合うか、構えたときに重すぎないか。この2つは持ってみないと分かりません。
中古はどうか
エアガンの中古は、動作が確認できるなら選択肢になります。ただし初速が規制内に収まっているかは必ず確かめてください。前の持ち主が中を触っている可能性があります。
ゴーグルの中古は勧めません。傷が入っていると曇ります。安全に関わる部分でもあります。
半年でいくら使ったか
私の場合はこうでした。
- ゴーグル 6,000円
- グローブ 2,000円
- ブーツ 9,000円
- 電動ガン 28,000円(バッテリー・充電器込み)
- マガジン2本 4,000円
- ベスト 12,000円 ← ほぼ使わず
- ダットサイト 20,000円 ← 効果は限定的
合計8万円ほど。上から5つ、5万円ぶんは満足しています。下の2つ、3万円ぶんが「急がなくてよかった」ものです。
季節で変わる装備の優先順位
夏は水分と冷却が先
真夏のフィールドでは、装備よりも先に水分補給の手段を用意してください。1リットル以上入るハイドレーションパックか、凍らせたペットボトルが定番です。
ネッククーラーや冷感タオルは1,000円前後で買え、体感がかなり変わります。ゴーグルの曇り対策としても、汗が減ることで間接的に効きます。
冬はバッテリーと防寒
電動ガンのバッテリーは低温で性能が落ちます。冬場は予備バッテリーを1本多めに持っていくと安心です。
防寒着は動きやすさを優先してください。分厚いダウンより、薄手を重ねるほうが引き金や照準の動作を邪魔しません。
雨天時は靴とゴーグルが命
雨の日は地面がぬかるみ、靴の滑りやすさが直接けがにつながります。ゴーグルも雨粒で視界が悪くなるので、曇り止めに加えて撥水スプレーがあると助かります。
装備のメンテナンス
買った装備は、使ったその日のうちに手入れをすると長持ちします。
- ゴーグルは柔らかい布で拭く。砂が付いたまま擦ると傷が入ります
- グローブは陰干しする。汗を含んだまま放置すると臭いと劣化の原因になります
- 靴の泥は当日中に落とす。乾いてから落とそうとすると生地を傷めます
- エアガンは可動部に注油する。BB弾の残りかすは動作不良の原因になります
特別な道具は要りません。濡れ布巾と乾いたタオルがあれば十分です。
友人や家族に借りるという選択
すでにサバゲーをやっている知人がいれば、最初の1〜2回は借りるのも手です。サイズが合うかどうかは別として、実際に触ってから買う判断ができます。
私自身、最初のグローブは友人のお下がりでした。自分の手に合っていないと気づいたのは3回目で、それから自分のサイズを意識して選ぶようになりました。
サイズ選びで失敗しないために
グローブと靴は必ず試着する
通販は安いのですが、サイズ表記がメーカーごとにばらつきます。特にグローブは、少しでもきついと指の動きが鈍くなり、逆に大きいと握力が逃げます。
可能ならミリタリーショップや作業着店で実際にはめてみてください。通販で買う場合は、レビューのサイズ感コメントを必ず確認します。
靴下も合わせて考える
厚手の靴下を履いてフィールドに立つことが多いので、靴のサイズは普段より半サイズ大きめを選ぶ人が多いです。実際に試着するときも、当日履く靴下を持参すると失敗が減ります。
お下がり・貸し借りの注意点
ゴーグルだけは、人から借りたものをそのまま使い続けるのは避けたほうがいいです。顔の形に合っていないと、隙間から弾が入る危険が残ります。
グローブや靴、迷彩服のお下がりは問題ありません。サイズさえ合えば、消耗品ではないぶん長く使えます。
装備を持っていく時の忘れ物チェック
装備がそろってきたら、今度は忘れ物のリスクが出てきます。当日フィールドに着いてから気づいても、近くに店がないことがほとんどです。
- ゴーグル(曇り止め剤も一緒に)
- グローブ
- エアガン本体・マガジン・バッテリー(充電済みか確認)
- BB弾
- 着替え・タオル(泥や汗で濡れる前提で)
前日のうちにカバンへまとめておくと、朝の忘れ物がほぼ無くなります。
よくある質問
最初にいくら用意すればいいですか
初回は0円です。参加費とレンタル代だけ。買い始めるとしても、まず1万円でゴーグル・グローブ・靴が揃います。
エアガンはどれくらいで買うべきですか
3回借りてからで十分です。長い銃と短い銃を試して、好みが分かってからにしてください。
中古のエアガンは危なくないですか
動作と初速が確認できれば問題ありません。ただし改造品は避けてください。受付の計測で弾かれます。
ベストは要りませんか
マガジンが2本のうちは要りません。ポケットで足ります。
全部そろえるといくらですか
快適に遊ぶだけなら5万円前後。見た目まで含めると青天井です。
装備が決まったら、行く日を決める
買う前に、まず何回か借りて行ってみてください。当サイトは全国のフィールドの公式サイトを毎日巡回して、定例会の予定を集めています。
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