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安全にサバゲーを楽しむために

守ることは3つだけです。ゴーグルを外さない、当たったら申告する、セーフティではマガジンを抜き、空撃ちする。それ以外は何も気にしなくて構いません。心配ごとを3つに絞れば、当日は撃ち合いだけに集中できます。

8読了の目安

この記事でわかること

サバゲーは、知らない人同士がいきなり撃ち合うという、よく考えると不思議な遊びです。それが成り立っているのは、参加者全員が同じことを守っているからです。

この記事は、注意事項を並べるためのものではありません。何を守れば、何を気にせず楽しめるのかを書きます。守ることが分かれば、あとは何も心配せずに撃ち合えます。

この記事の結論

取り返しがつかないのは、目のけがだけです。それ以外は、痛くても、汚れても、転んでも、次があります。

だから守ることも1つに絞れます。フィールドの中でゴーグルを外さない。これだけです。

そのうえで、他人と気持ちよく遊ぶための2つ——当たったら申告するセーフティではマガジンを抜き、空撃ちする——を加えれば、初日から問題なく遊べます。

逆に言えば、この3つ以外は何も気にしなくていいということです。うまく動けなくても、装備がなくても、誰とも話さなくても構いません。

気にしなくていいこと

先にこちらを書きます。初めての人が心配することの大半は、心配しなくていいことです。

  • けがをするのでは。ゴーグルを外さなければ、大きなけがはまず起きません
  • 痛いのでは。長袖と手袋があれば我慢できる程度です
  • 下手だと浮くのでは。誰も気にしていません。1ゲーム何もできない日は誰にでもあります
  • 装備がないと参加できないのでは。手ぶらで行けます
  • ひとりだと居づらいのでは。ソロ参加は珍しくありません
  • ルールを知らないと迷惑では。朝の講習で全部教わります

心配ごとを3つに絞れると、当日は撃ち合いだけに集中できます。心配することが減れば、その分だけ純粋に楽しめます。

この遊びで本当に危ないこと

目のけがだけが取り返しがつかない

BB弾は直径6mmのプラスチック球です。日本では威力の上限が法律で決まっており、フィールドでも弾速計で測ってから使います。体に当たっても、大けがをする威力ではありません。

ただし目は別です。眼球は他のどこよりも弱く、傷つくと元に戻りません。だからゴーグルだけは、どんな理由があっても外しません。

裏を返せば、ゴーグルさえ守れば、あとは思い切り遊べるということです。目さえ守れれば、心から楽しんで構いません。

次に多いのは転倒

屋外は根や石で足元が不安定です。けがの多くは、被弾ではなく転倒によるものです。

溝の残った靴を履けば大半は防げます。私は足首を守れるブーツに替えてから、思い切って踏み込めるようになりました。安全は、動きを狭めるものではなく広げるものです。

夏の熱中症

屋外は日陰が少なく、長袖のぶん体温がこもります。飲み物を多めに、塩分も。休憩を増やせば1日もちます。無理をしないほうが、結果的に多くのゲームに出られます。

守ること1つ|ゴーグルを外さない

曇っても、痒くても、外さない

フィールドの中では、どんな理由があってもゴーグルを外しません。セーフティに戻ってから外します。

私も一度、曇りがひどくて1ゲームほとんど何も見えないまま終えました。それでも外しませんでした。その日の帰りに曇り止め加工のゴーグルを買いました。それが正しい対処です。

守れているから、前に出られる

目が守られていると分かっていれば、遮蔽物から顔を出せます。角を曲がれます。この遊びのいちばん面白い瞬間は、たいてい前に出たときに起きます。

ゴーグルは、その一歩を踏み出すための装備です。守りが固いほど、遊び方は大胆になれます。

密閉型を選ぶ

隙間があると、跳ね返った弾が入ることがあります。メッシュ型は砕けた破片が網目を通るため、使用を禁止または自己責任としているフィールドが多くあります。

レンズはポリカーボネートを選んでください。詳しくはゴーグルの選び方にまとめました。

守ること2つ目|当たったら申告する

審判がいない遊び

この遊びには審判がいません。当たったかどうかは、当たった本人にしか分かりません。だから自己申告が全ての前提になります。

大きな声で「ヒット!」と言い、手を挙げてフィールドから出ます。

迷ったらヒットにする

厚着だと当たった感触が分からないことがあります。少しでも当たった気がしたら、ヒットにしてください。それで損をすることはありません。

正直に申告するほうが、実は気楽

疑われることを気にしながら遊ぶより、迷ったら抜けるほうがずっと楽です。次のゲームはすぐ始まります。1回抜けても、その日はまだ十数回あります。

全員がそうしているから、その日初めて会った人とチームを組めます。この信頼が、この遊びの土台そのものです。

守ること3つ目|セーフティエリアで銃を安全な状態にする

至近距離のあつかいはフィールドによる

不意に近距離で出会ったとき、撃たずに声をかけて相手をヒットとするルールがあります。セーフティコールと呼びます。

採用の有無と距離の目安はフィールドごとに違います。守ること3つに入れていないのは、どこでも同じとは限らないからです。朝の説明で必ず確認してください。

セーフティでは銃を安全な状態にする

ゲームが終わってセーフティに戻ったら、マガジンを抜き、空撃ちして弾を出し、セーフティロックをかけます。どのフィールドでも同じ決まりです。

セーフティにはゴーグルを外している人がいます。ゲーム中より、実はこちらのほうが事故につながりやすい場所です。

セーフティでの安全

ゲーム中よりも、実はセーフティのほうが事故が起きやすい場所です。ゴーグルを外している人がいるからです。

  • マガジンを抜き、空撃ちして弾を出し、セーフティロックをかける
  • 人に銃口を向けない。弾が入っていなくても
  • セーフティに向けて撃たない。空撃ちもしない
  • 他人の装備に勝手に触らない。「見せてもらっていいですか」で十分です

ここが守られているから、セーフティでは装備の話をしたり、休んだりできます。1日のうち、意外と長い時間をここで過ごします。

法律のこと

日本で売られているエアソフトガンは、6mmBB弾で0.989J未満(単位面積あたり3.5J/cm²未満)に収まるよう作られています。これを超えると準空気銃として所持が禁止されます。2006年の改正銃刀法によるもので、一般に「0.98J規制」と呼ばれます。

国内の正規品を買ってそのまま使う分には問題ありません。受付の弾速計でも通ります。問題になるのは、内部を改造した場合と、海外製をそのまま持ち込んだ場合です。

なお18歳未満向けのエアソフトガンは、各都道府県の青少年保護育成条例で定められています。多くの県では0.135J以下ですが、大阪や北海道などでは0.194J以下と、地域によって異なります。

知識がないうちは内部を触らないでください。初速が変わると違法になります。裏を返せば、買ったまま使えば何も心配は要りません。

フィールドの外での配慮

  • 銃はケースに入れて運ぶ。むき出しで持ち歩くと通報されることがあります
  • 軍装のまま移動しない。フィールドで着替えるのが無難です
  • 近隣に配慮する。大声、車の音、路上駐車

これが原因で閉鎖に追い込まれたフィールドがあります。遊ぶ場所を残すことも、楽しみ続けるための一部です。

安全が担保されているから、これができる

最後に、守った先に何があるかを書いておきます。

  • 知らない人と、その日のうちにチームを組める
  • 年齢も体格も関係なく、同じ土俵で遊べる
  • 前に出る判断を、自分で選べる
  • 1日十数回、何度でもやり直せる
  • 次の週末も、同じ場所が開いている

3つ守るだけで、これが全部手に入ります。安く見積もっても、悪くない取引だと思います。守ることを覚えるだけで、これだけ楽しめる遊びは意外と多くありません。

初日の持ち物

  • ゴーグル。持っていなければ必ずレンタル。代用は効きません
  • 手袋。軍手で十分。指は最も痛い場所です
  • 長袖・長ズボン。被弾だけでなく、枝や下草から肌を守ります
  • 溝のある靴。転倒がけがの主因です
  • 飲み物。夏は多めに

詳しくはサバゲーの服装はじめての人へにまとめました。

よくある質問

けがをすることはありますか

擦り傷や打ち身はあります。目のけがは、ゴーグルを外さなければ防げます。

痛いですか

長袖と手袋があれば我慢できる程度です。素肌に当たると赤く腫れます。

危ないと言われて心配です

守ることは3つだけです。それ以外は、他の屋外の遊びと変わりません。

子どもでも安全ですか

年齢に応じた威力のエアソフトガンを使い、ゴーグルを守れば問題ありません。参加できる年齢はフィールドによって違います。

保険はありますか

参加費に含まれるフィールドと、別のフィールドがあります。公式サイトでご確認ください。

3つ覚えたら、行く日を決める

あとは行く日を決めるだけです。当サイトは全国のフィールドの公式サイトを毎日巡回して、定例会の予定を集めています。初心者講習のあるフィールドなら、当日ここに書いたことを教われます。

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